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当時任天堂社長だった山内溥は、当初「本体価格を1万円以下に抑えよ」との要求を出しており、それを踏まえて上村雅之らのハード開発部隊は徹底的に製造費を下げる方針を採った。一例として、本体付属のコントローラがアタリのジョイスティック型ではなく十字キー型を選択したのは、「子供がうっかり踏んづけても壊れにくい」構造にするという理由も有るが、主眼は製造費用の抑制のためである[7]。さらに当初コントローラはコネクタ接続を予定していたが、コスト低減のためにコネクタを省略して本体直付けとした[8]。また本体のプラスチックが白と赤の2色となったのも「プラスチックの中で最も原価が安いものを選んだ」結果である[7]。ただし本体の色については「山内の指示で赤が選ばれただけで、製造費低減のためではない」とする説もある[9]。