トーキョースパムCHANNKOSUMO

トーキョースパムCHANNKOSUMO


トーキョースパムCHANNKOSUMO

大学などからの研究費という限られたパイを学者たちが奪い合うという状況もあってか「役に立つ」実学、学問の金儲けへの転用を重んじる現代では「哲学はむしろ根本的な欠陥を抱えている」「非生産的で無価値な学問分野である」、などとしてしばしば厳しい批判にも晒されている[要出典]。学問分野として全面的な否定や揶揄の対象にされることが多い点も哲学ならではの特徴といえる。

ちなみにこの批判の中には哲学者とされる者によって展開されるものも含まれそのような批判が一つの哲学的立場になっている場合もある。

抽象的な概念を巡る定義や論争などは、証拠によって決着を着けたり、万人が合意するような立場に辿りつけたりする可能性が低く(あるいはそのような可能性が皆無で)、結論が出ないままに延々と議論だけが続く、(特に実証主義的な観点から)非生産的な学問であるとの見方もある。現に論理実証主義はそのような真偽の検証ができない命題や議論をナンセンスとして斥け、従来の哲学に対して否定的な立場を取った。神の存在証明を巡る中世のスコラ哲学、実存哲学などは、その典型であったといえよう(もっとも、前者は証明方法の洗練によって、論理学の発展にはかなり貢献した)。